通販でアクセサリーや指輪を買うことの便利さを理解できても、実際に通販サイトで購入するときに困るのがサイズです。自分の指のサイズを良く知っているときはそのサイズを指定すれば良いのですが、もし、知らない場合や体形が少し変化している時などは、もう一度測り直した方が良い場合があります。街の店ならばすぐに測ってくれますが、通販ではそうはいきません。
そんな時に役に立つのがサイズゲージであり、指にはめてその指のサイズを測るための器具です。サイズゲージはだいたいどこのアクセサリー通販サイトでも売っています。値段も安いので、この際に買っておけばいつでも測れて便利です。また、店によってはサイズゲージを送ってくれるところもあります。ただし、この場合はほとんどが購入が決まっている場合に限ります。
指のサイズを測る二つの方法
まず、指のサイズを測るには二つの方法があります。一つはサイズゲージで測る方法です。そして二つ目はサイズ棒と呼ばれる測定器で測るもので、これは手持ちのサイズを棒に通して測るものです。サイズゲージの使用法は、サイズゲージが宙に浮かないように机の上などに乗せたまま測ります。そうしないとサイズゲージの重さでリングが引っ張られて正確に測れないからです。引っ張られて指とリングの間に隙間が生じると、実際よりも緩く感じてしまいます。次にサイズ棒ですが、これはリング棒を立てて、そこに手持ちのリングを通します。そしてメモリとリングがぴったりと重なった場所がリングのサイズとなります。もし、数字と数字の間に止まった時は、両方のサイズの真ん中ということになります。
どちらの方法でもきちんと測ることができますが、サイズ棒の方は、リング幅の広さによって指と接触する面が違ってきますので、たとえ同じサイズでもつけた時の感覚が違うことがあります。
サイズを測る時の注意点
サイズを測る時にはいくつかの注意点があります。まず、幅広のリングの場合は、通常のリングサイズよりも少しきつく感じることがあるということです。そのため、場合によっては1号ほど上のものがぴったりである場合もあります。また、指の太さは測る時間によって変化します。あるいは何かの事情でむくんでいたりすると正確には測れません。正確に測ろうと思ったら、朝夕二回測ってみることをおすすめします。
また、あまり知られていないことですが、日本にはリングサイズの規格が二つあります。一つはジャパンカスタムサイズと呼ばれるもので、このサイズはこれまで使用されてきたサイズです。そしてもう一つは日本工業規格というサイズで、一般的にはJIS規格と呼ばれています。これらは同じ号数でもサイズは違ってくるので、何号が自分の号数だなどと単純に思わずに、どちらの規格の号数なのかもきちんと確かめることが必要となります。